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Y's ExP.
~Story~
そこは関東のはずれにある町、青井市。
3年ぶりに東京から帰ってきた。
「地元」それは口にするだけで、何故か落ち着く言葉。
変わらない街並みと、変わらない懐かしい人達。
でも本当は、みんなちょっとずつ変化している。
穏やかに、劇的に、ゆっくりと、あっという間に。
私も、3年前ここを出ていくときにはなかった心の傷を
こっそり抱えて、戻ってきた。
8歳の私が書いた絵日記。
「私の夢」…ね。
なんて書いてあんの?
「魔法使い」だって。
人は誰でも大切な人を「幸せ」にすることができる。
Y's ExP.が若手クリエーターShotaと共にお届けする、
大切なことに気付けるハートフルストーリー。
Y's ExP. 1st Expression
魔法使いになる方法
2015年10月9日~12日(全8公演) @シアターシャイン
~Character(actor)~
風間美鈴(槌井加奈留)
二十一歳。青井高校卒業後東京の短大に進学。短大卒業後清掃会社の総務課に就職するも、退職し帰省。
好きな食べ物は「デミグラスソースのオムライス」
(橋本沙織)風間美空
二十六歳。美鈴の姉。青井高校卒業後スポーツ推薦(テニス)で隣県の大学に入学。
卒業後地元青井市にあるスポーツセンター(SC)に就職。
センター内のテニススクールの講師も務める。握力/右四十五 左三十七
好きな食べ物は「玉ねぎ多めのメンチカツ」
店主 柳川(渡部純一)
マジックショップ「バタフライ」の店主。
好きな食べ物は「カントリーマアム焼き芋味」
(森義洋、君永佑太)海野賢太郎
二十六歳。美空の恋人。青井高校卒業後一浪し県内の大学に入学。
大学卒業後青井市の市役所に就職し、街づくり企画部地域活性課に配属。主な業務は地域の活性化に繋がる企画に立案、実行。
好きな食べ物は「揚げたてのコーンコロッケをそのままで」
敷島麻子(菅井育美、吉野友夏)
二十一歳。あだ名はシマコ。高校卒業後、東京にある観光専門学校に入学。
卒業後、実家に戻り敷島旅館の若女将として修行中。
好きな食べ物は「銘菓ひよこと緑茶」
(高井良輔)笹井涼平
二十一歳。美鈴の幼馴染。高校卒業後隣県の大学へ。大学では高校まで続けていた卓球をやめ、ダンスサークルに。
卒業後は実家の酒屋を手伝いながら、小学校青井SCでインストラクターとしてダンスを教えている。
美鈴とは保育園の時からの幼馴染で、美空のことも姉のように思っている。賢太郎は中学時代の卓球部のOB。
好きな食べ物は「しそ餃子」
井川遥香(山崎千佳子)
五十?歳。敷島旅館のベテラン仲居。
先代の社長の頃からの古株で、旅館内のみならず、市内のあらゆる噂に精通しているとか。
おしゃべりが多いが、仕事の手際よさは一流。今年ははじめに小山田翔と結婚。テニススクールに通っており、美空の生徒。
好きな食べ物は「ズッキーニ」
(北爪賢人、吉村栄功)井川翔
十九歳。開平高校卒業後、敷島旅館に就職。
敷島の社長は遠縁の親戚になり、翔の父と敷島の社長も親しいため、ほぼコネ入社。熟女好き。
好きな食べ物は「ドライ無花果とブルーチーズ」
大迫浩(堀江章浩、島津剣斗)
二十六歳。敷島旅館主任。美空、賢太郎と同級生。
青井高校在学中にうっかりミスで学校のバスケットボール籠を倒し、
ボールを青井川に全て流してしまうという伝説を作った男。悪気はゼロ。
好きな食べ物は「カール」
(櫻田雫)立花柚香
二十一歳。美鈴、シマコの親友。高校卒業後東京の短大の音楽科に入学。
その後中学校の音楽の教員免許を取得し、着任待ちだったところ、
地元青井市の中学校で音楽教諭が産休に入ることとなり、産休代替の講師として帰省。
好きな食べ物は「濃い味の横文字料理」
幸恵・マカダミアンビッチ(西村優)
四十?歳。青井市唯一のオカマバー「キラウエア」のママ。
他にラインストーンによる小物製作や、ネイリストなども。無類のハワイ好きで、一年中、ハワイを意識した恰好をしている。
筋肉とイケメンに目がない。
好きな食べ物は「完熟マンゴー」
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